Maison de Pontomarie

刺繍作家Pontomarie浅賀菜緒子の刺繍と日々の徒然便り
2014/06/16

映画とバレエと文楽と

早いものでもう6月。今年も半年が過ぎようとしていますね。
今日は久々刺繍記事はひと休み、今年に入って観に行った映画や観劇など、
半年分まとめて振り返り備忘録です。
皆さんにも愉しんで頂ける様に、映画の方は予告を付けておきました。
宜しかったらDVD選びのご参考までに。





今年の1月1日、初詣のあとに観に行った高畑勲監督の「かぐや姫の物語」。
もう、凄く良かったです。衝撃でした。しばらく言葉を失って胸が一杯に。
私の生涯の中でもベスト作品のひとつになりました。
何度でも観たいのでDVDが出るのを心待ちにしています。






世界一美しい本を制作すると称されるドイツの出版社シュタイデルに迫る
ドキュメンタリー映画、「世界一美しい本を作る男」。
本作りの全工程を自社で行い、ページをめくる音や香り、使用する紙とインクにまでこだわる
徹底した完璧主義で知られる彼の本作り。ノーベル賞作家や写真家、デザイナー、芸術家達が
絶大な信頼を寄せる仕事ぶりに密着。






2011年エクサン・プロヴァンス音楽祭で上演された「椿姫」をめぐるドキュメンタリー映画、
「椿姫ができるまで」。
フランスが世界に誇るオペラ歌手ナタリー・デセイと演出家ジャン=フランソワ・シヴァディエ、
著名な楽団で指揮を務めてきたルイ・ラングレという天才たちが、激しくぶつかり合いながらも
舞台を構築する姿を追う。


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東京文化会館で行われたパリオペラ座バレエ団来日公演「椿姫」。
観にいった日のキャスティングはマルグリットにイザベル・シアラヴォラ、アルマンを
マチュー・ガニオ。悲しくも優美な気品、美しかったです。やっぱりバレエは素敵。


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初演以来3年ぶり、2度目となる杉本文楽。
現代美術の杉本博司氏が構成・演出・美術・映像を手掛けた、近松門左衛門の曾根崎心中。
三味線と人形には人間国宝のお二方。現在上演されている「曾根崎心中」は演出の都合上、
原文の一部が割愛されていますが、杉本文楽では原文に忠実な「曾根崎心中」を目指し、
初段に「観音廻り」を復活させるなど、独自の解釈を加え、誰も見た事の無い、曾根崎心中の
オリジナルが復活しました。
初演の感動は今でも忘れる事はありません。鶴澤清治氏の三味線に痺れました。






ロシア文学の巨匠ドストエフスキーのドイツ語翻訳家、スヴェトラーナ・ガイヤーの半生に
迫るドキュメンタリー映画、「ドストエフスキーと愛に生きる」。
幼少期にスターリン時代を体験、ナチスドイツ占領下でドイツ軍通訳として戦火をくぐり抜け、
80歳を超えてからも自宅で翻訳の作業に励みながら穏やかで静かな生活を送っている。
言葉と暮らしを丁寧に綴っていく凛とした佇まいと、文学への愛に溢れたスヴェトラーナ。
とても素敵な可愛らしいおばあちゃん。もう一度観たいです。






ザ・ビートルズの秘書を務めた女性、フリーダ・ケリーのドキュメンタリー映画、
「愛しのフリーダ」。
全編に流れる音楽と、バンドに対するフリーダの愛情が溢れた可愛らしい映画でした。
フリーダ自身がとってっもチャーミングな人、彼女と一緒に仕事できたら素敵だろうな。






モード界の頂点に君臨し、自らも強烈な存在感を放つカール・ラガーフェルドの
素顔に肉迫したドキュメンタリー映画、「ファッションを創る男 カール・ラガーフェルド」。
2年間200時間以上にわたって密着し、セレブたちとの写真撮影やショーの舞台裏、
ドレスのデザインなど精力的な仕事ぶりとともに、自宅内部や移動中の機内など、
オフショットの数々も映し出す。







1987年、新潟県にある9人しか児童のいない小学校にやって来た3頭の子牛との
出会いから、獣医になる夢を抱いた少女の26年間を追ったドキュメンタリー映画、
「夢は牛のお医者さん」。
もう、泣いちゃいましたよー。そして沢山笑いました。







パリのナイトクラブ、クレイジーホースの演出を高級シューズブランドとして有名な、
クリスチャン・ルブタン、音楽をデヴィッド・リンチが担当したショー、「FIRE」を映像化した
ドキュメンタリー。さまざまなカルチャーに影響を与えるパリのヌードショーとシューズブランドが
コラボレートし80日間限定で上演したショー。
撮影は、『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』のスタッフが担当。
細部まで芸術的で官能的な世界観に酔いしれることができる。
女性たちが本当に綺麗でした!



DVDや映画チャンネルを加えると大変な事になってしまうので割愛です。
振りかえると映画はドキュメンタリーばかりですね。
唯ひたむきに、ストイックに何かに向き合っている人々の姿に惹かれます。




2013/03/21

FIRST POSITION ファースト・ポジション

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先日、ローザンヌ国際バレエコンクール同様、世界的に著名なバレエコンクールの一つ
「ユース・アメリカ・グランプリ」入賞を目指す子どもたちを追ったドキュメンタリー映画、
ファースト・ポジション~夢に向かって踊れ~を観に行きました。


ひたむきに、ストイックに、夢を追い続ける少年少女達の健気な姿にウルウル。
相変わらず涙腺崩壊人間・ポントマリ健在です。
バレリーナを目指す全ての子供達に観せてあげたい。
















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2013/02/26

はじまりの記憶 杉本博司

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先日、現代美術家・杉本博司氏のドキュメンタリー映画、はじまりの記憶 杉本博司
観に行ってきました。
彼の目を通した錬金術の様な世界、静かな感動に包まれました。
久し振りに満たされた気持ち、一昨年の夏を思い出す。



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2011年の夏、杉本博司さんが構成・演出・美術・映像を手掛けた杉本文楽、
近松門左衛門の曾根崎心中を観に行きました。私が今まで生きてきた中でも、
最も美しく記憶に残る舞台でした。
恋を心中によって成就させることによって、二人の魂が浄土へと導かれるという
革命的な解釈が、初めて近松門左衛門によって披露された、「曾根崎心中」。
死ぬ程の恋。舞台に浮かぶ光と影、暗闇に響き渡る太夫の声、三味線の響き。
反り返って尚美しい顔の死にゆくお初人形、息をのむ程に張りつめた美しい世界。
自分の魂も静かに浄化されるような透明な気持ちに・・・。
この舞台を観て、人の心は、常に浄化されたいと願っているように思いました。



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そして同じ年の秋、


ひとよかぎりのふしのまい
秋の夜の 夢まぼろしのごとくなり


杉本博司さんの美術と野村万作さん、野村萬斎さんがそれぞれ異なる三番叟を舞う
貴重な舞台を観に行きました。神秘域というタイトルの通り、神が秘そむ域に
立ち会った様な特別な場でした。
その年からずっと杉本さんの作品世界に惹かれ続け尊敬し続けていました。
今回もこの映画を観れて、本当によかったです。
長期に渡り撮影された監督の方に感謝です。




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2013/02/07

ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ 

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先日、ドキュメンタリー映画100万回生きたねこを観に行ってきました。



100万回生きたねこ、
私が最も好きな特別な絵本です。




この絵本を描いた絵本作家の佐野洋子さんの声を初めて聞いた。
猫は孤独な目をしている。故に美しい、というような事をおっしゃっていた。
これがあの絵本を描いた人なんだ・・・・、何という潔い声、話し方。




病で余命を宣告されていた佐野洋子さんは撮影中の2010年11月に永眠。
その翌年、佐野さんが生前に書かれた「死ぬ気まんまん」が刊行され、読んでいました。
100万回生きたねこの様な生と死、愛を描いた絵本をこの世に生んでくれた佐野さん、
その佐野さんの死は私にとって、100万回生きたあの猫と何処か重なっていました。
佐野さんが残してくれたこの絵本、何度読んでも言葉にならない、特別に大切な気持ちが
こみ上げてきます。ありがとうございます。













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2013/01/04

メリエスの月世界旅行

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昨年最後に観た映画は、メリエスの素晴らしき映画魔術&月世界旅行のメリエス二本立て。
世界初の職業映画監督となったメリエス、年始最初の映画記事を飾るにふさわしい作品です^^




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メリエスの月世界旅行と言ったら、大好きな作品で、すでにモノクロで過去に観ていました。
が、何と!今回は!カラー版!?そんなのあったんですか!?オドロキ~。
その驚きの経緯は同時上映の「メリエスの素晴らしき映画魔術」というドキュメンタリーに
描かれていました。何と誕生から110年の時を経て、幻のカラー版発見!との事でした。
何と言う幸福な事件でしょう!




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この可愛らしいシーンもカラーで蘇っていました。月世界旅行をカラーで観れるなんて感激。
映画って本当に素敵、その幸せに改めて浸れる、とても幸福な時間でした。
ただ、音楽は新しくつけてしまったんですね・・・・。




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私は映画が好きでよく観に行きますが、何故好きなのか・・・私なりに思っている事は、
自分が知らなかった世界の見え方を教えてくれる、という事のような気がしています。
でもこれは映画に限らず、人に対してもそうです。
例えば世界を悲観して見ている人や、絶望して見ている人もいれば、美しく見える人もいて、
同じ世界なのにその映り方は人の数だけあって、見ている人の心をそのまま映していて、
決して同じ世界は無いようにも思えたり・・・。




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その中でも、人と接し話している中で、世界がそんな風に見えてそんな風に感じているんだ・・・
と自分の頭の中では考えも付かない処から世界を見ている人と出会うと衝撃を受けます。
自分の好きな映画監督の作品はまさにその様な感じで、世界がこんな風に見えるんだ・・、と
感動したり言葉を失くしたり、憧れたり・・・・。
自分が見る事の出来る、世界の映り方を探して映画を観ているような気がしています。













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2012/12/06

ドキュメント灰野敬二

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既成の音楽にとらわれない独自の世界観を持つ唯一無二の音楽家、灰野敬二に
迫ったドキュメンタリー映画、ドキュメント灰野敬二を観に行きました。
生きた伝説とまで言われ、ストイックに全てを音楽に捧げている孤高の人の魂は、
少年時代を今もそのまま生きている、素朴な愛おしい人でした。






劇中の灰野さんと千代さん(元ゆらゆら帝国)のライブ映像、お二人のロングヘアが
素敵過ぎます。





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2012/11/17

クレイジーホース・パリ

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先日、クレイジーホース・パリを観に行ってきました。
世界的にも有名な仏パリの老舗ナイトクラブ、クレイジーホース。幻想的できらびやかなショー、
踊り子たちの姿、劇場の舞台裏、オーディションの風景などを収めたドキュメンタリー映画です。


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新作DESIRSを振付演出するのはフィリップ・ドゥクフレ、監督は「パリ・オペラ座のすべて」の
フレデリック・ワイズマン。



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キュートな水玉の照明。かつて大好きだった劇団「ロマンチカ」を思い出しました。
ゴージャスなショーの映像に入る始まりと終わりに流れる幻想的な影絵、とても素敵でした。






もはや芸術と言っていい程の魅惑のショーを繰り広げるクレイジーホース。






キャバレー好きになったきっかけのライザ・ミネリ主演の映画「キャバレー」。
退廃と享楽、狂騒や猥雑と言った雰囲気に少女だった頃のポントマリはすっかり
魅せられてしまいました。





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横浜在住。
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